ゼットコイン(zcoin/XZC)とは、匿名性が高く、プライバシー保護も高い仮想通貨です。

2017年12月頃に一時高騰したこともあり注目を集めた仮想通貨ですが、現在はどうなのでしょうか。

今回はゼットコイン(zcoin/XZC)について解説していきます。

ゼットコイン(zcoin/XZC)とは?

ゼットコイン(zcoin/XZC)は、ゼロ知識証明というシステムを採用し、非常に高い匿名性を持った仮想通貨です。

基本情報

通貨名 zcoin(ゼットコイン)
通貨単位 XZC
発行日 2016年10月6日
アルゴリズム PoW(Proof of Work)→MTP(Merkle Tree Proof)
発行上限 2100万XZC

ゼロ知識証明は近年の仮想通貨ではかなりメジャーなシステムとなってきましたが、やはり強力な匿名性を持つためプライバシー保護の観点において非常に有用なシステムでしょう。

ゼットコイン(zcoin/XZC)でもそれが採用されているので、取引をした際の記録から資産額を予測されにくくなっているのです。

またゼットコイン(zcoin/XZC)は、MTP(Merkle Tree Proof)、通称マークルツリーという手法を採用しており、データ承認の際に複数のデータを1つにまとめ、最終的に一定量のデータとして処理する方法を使用しています。

ゼットコイン(zcoin/XZC)の匿名性の強さ

ゼットコイン(zcoin/XZC)以外でも採用されているゼロ知識証明は、自身の知り得る知識の内容を知られることなく、知識を持っていることを証明する手法です。

様々な匿名性通貨で採用されているものであり、有名なものだとジーキャッシュ、イーサリアムなどの仮想通貨が採用しています。

自分の持つ通貨の総量や取引相手などの取引情報を知られることなく、強い匿名性と正当性を持ったまま送金することができるゼロ知識証明は、画期的なシステムだったのです。

ゼットコイン(zcoin/XZC)の取引量は公開されている

ゼットコイン(zcoin/XZC)は他のゼロ知識証明採用の仮想通貨と違う点があります。

それは、取引情報のうち取引量に関してだけは公開しているという点です。

取引をする際に送る側と受け取る側の情報は秘匿したままですが、取引量のみは公開情報になっているので、誰でも閲覧することが可能となっています。

半熟女子半熟女子

なんのために公開するの?


仮想通貨レンジャーRED仮想通貨レンジャーRED

なぜ取引量のみ公開しているのかというと、何らかのトラブルで通貨が消失した場合、検証したり、追跡をすることができるように、という考えからだよ。


godgod

完全な匿名性を得るには不十分という考え方と、安全性を高めるには公開情報の方が都合が良いという考え方、どちらもあるんじゃが、仮想通貨で匿名性が高いとマネーロンダリングなど違法なことに使われるといったことも考えられることから、現在は後者の方が支持が多いようじゃ。

マークルツリー方式を採用

マークルツリーとは、複数のデータを1つにまとめ、一定量のデータとして扱う技術です。

どんな量、どんな数でも一定のデータ量になるまでまとめて処理するので、大きなデータのトランザクションが発生しても、それらもまとめて1つのデータにして処理するため、送金スピードが保たれるという技術です。

引越しの際、一つひとつのものを個別に運んでいく方法だと、小さいものならすぐに運び出せるものの、大きかったり重たかったりするものだと運び出すのに時間がかかってしまい、後ろに物がつっかえてしまいます。

マークルツリー方式なら、小さなものから大きなものまで、一定の箱に納めて運び出すので、何か大きなものがあっても他と変わらない速度で運び出すことができることに近いです。

また、マイニングに関する話になりますが、ASICという特殊なマシンを使用することにより仮想通貨を多く集め、集権化することを危惧し、それを防ぐシステムも搭載されています。

ジーキャッシュとの違いは?

ジーキャッシュ(zcash)は、ゼロ知識証明を採用した初めての通貨です。

ゼットコイン(zcoin/XZC))でも同システムが採用されていて、名前もかなり近いからか、この2つの仮想通貨が似ているとされることがあります。

しかし、この2つはハードフォークなどで分裂したコインでもなく、直接的な関係はないので注意が必要です。

2つの違いは、取引量の匿名・公開、それによるセキュリティとバグ検知難易度、基となった論文など、多くの違いがあります。

ゼットコイン(zcoin/XZC)では取引量を公開し、そのおかげでバグや不正な取引が出ても発見が早くなりますが、匿名性は取引量も全て非公開にしているジーキャッシュの方が高くなるのです。

基となった論文はZerocoinというもので、ジーキャッシュの場合はZerocashであり、これらにも差異があります。

チャート・価格推移

ゼットコイン(zcoin/XZC)は2017年12月にスケーラビリティを拡張するというニュースが配信され、価格が急上昇し暴騰しましたが、今は価格が落ち着き昨年よりも値段が底上げされた状態です。

リスク・将来性・Twitterでの評判

新たにゼットコイン(zcoin/XZC)のサポートを始めるウォレットサービスも増えてきています。

ゼットゼットコイン(zcoin/XZC)を扱う取引所は?

国内取引所でゼットコイン(zcoin/XZC)を扱う取引所はないので、海外取引所で購入するしかありません。

主な取引所はBINANCEやBITTREXです。


海外取引所で取引を開始するには、まず国内取引所に登録し、日本円をビットコインやイーサリアムなどに交換してから、それらの仮想通貨を海外取引所に送金し、そこで送った仮想通貨をゼットコイン(zcoin/XZC)と交換することでできます。

今後も開発が積極的に行われていくので、今後の動向にも注目していきましょう。