ウェーブス
2016年4月から公開されているウェーブスWAVES)は、独自の暗号通貨を発行できると徐々に人気を集めています。どんな特徴なのか、どの取引所で取り扱われているのかご紹介しましょう。

ネクストの分裂によって生まれたウェーブス(WAVES)

ウェーブスはネクスト開発者が方針転換の宣言し、アセット投資家の議論で開発方針に対立により、ハードフォーク(分裂)して誕生しました。分裂といっても機能は全て見直され、ゼロからコーディングにより改良しているので、ネクストとは別物と言えるでしょう。

通貨単位は「WAVES」と表し、発行上限は1億万枚となっています。取引が始まった当初は1WAVESあたり20円台が続きましたが、2017年5月から上昇をして500円台を迎え、2017年12月19日には約1,800円まで急上昇しました。

時価総額は約1,800億円に上昇し、じわじわと人気を集めています。

ウェーブス(WAVES)はどんな特徴を持つ通貨?

同じ暗号通貨でも他とは異なる違いを持っているので、どんな特徴があるのか見てみましょう。

CAT

分散型プラットフォームのカスタムアプリケーショントークン(CAT)機能を用いており、これによりブロックチェーンに独自の暗号通貨を発行できるシステムとなっています。もともとネクストに導入されている機能ですが、より進化した機能となっているのです。

CATでは法定通貨や暗号通貨の送金や取引、保存の基本機能だけではなく、メッセージ機能、分散型取引所、クラウドストレージ、投票システム、匿名送金など様々な用途にカスタマイズの発行ができます。

他にもビジネス導入に欠かせない機能やツール、サービスの用意もあり、全てブロックチェーン上にあるので安全性が暗号学的に確保されています。

誰でも独自の暗号通貨の発行と管理ができることを目標にしており、予備知識がなくてもインストールやアカウント作成、トークン作成までの流れは5分で完了します。 発行に必要な手数料も少なく、当時の価値で独自の暗号通貨を発行可能です。

分散型取引所(DEX)

従来の暗号通貨は運営者が存在する中央集権型取引所で取り扱われていますが、運営者が存在しない分散型取引所で取り扱われていることがあります。分散型取引所はCAT同士で通貨を交換でき、ウェーブスでは集中型注文マッチングと分散セトルメントを組み合わさっているのです。

これは買い注文と売り注文がマッチした場合、中央サーバーが自動でマッチングの処理を行い、交換で資金を移動する際はブロックチェーンで行われます。このシステムにより高度なセキュリティを確保できるのと同時に、従来の取引所と同様のトレードが行えるのです。

ライトウォレット

ブロックチェーンにある全ての履歴をダウンロードせず使用できるライトウォレットを採用しています。

全ての履歴をダウンロードするに時間がかかり、さらにディスク容量の圧迫されるデメリットがありましたが、ライトウォレットによりユーザーへの負担が少なくなりました。

もともとはSuperNETがネクストで開発したものですが、使いやすさや親しみやすさを求めて導入することを決定したのです。一般的なウォレットは複雑なので時間の消費が激しいものがほとんどですが、ウェーブスのライトウォレットは処理性能を改良されています。

取り扱っている取引所について

少しずつ注目を集めているウェーブスですが、日本国内の仮想通貨取引所では取り扱っていないため、購入するためには海外の取引所を利用する必要があります。どこで取引ができるのか、海外の取引所を一部ご紹介しましょう。

Liqui(リクイ)

リクイ


拠点をウクライナに持つ会社が運営している取引所で、手数料は0.10%から0.25%と安く取引ができます。
売買できるアルトコインは日本国内の取引所より豊富なので、マイナーな銘柄を狙うユーザーも利用しやすいでしょう。

Bittrex(ビットレックス)

アメリカの会社が運営する世界トップレベルの規模を誇る取引所で、200種類以上のアルトコインを取り扱っています。
手数料は0.25%とやや高めなので、サブの利用に適しているでしょう。

HitBTC(ヒットビーシーティー)

HitBTC


マイナー銘柄を多く取り扱うイギリスの取引所で、ICO直後の銘柄を取引することもできます。
手数料は0.09%から0.10%となっており、大手取引所よりも安い点も魅力です。

Binance(バイナンス)

バイナンス


中国の取引所で、人気のあまり新規受付の停止を何度か繰り返しており、今後も人気が続くとされています。
他の取引所より少ないですが90種類以上の銘柄を取り扱っており、日本語に対応しているので安心して利用できるでしょう。

ご紹介した以外の海外取引所でもウェーブは取り扱われているので、自分に合った取引所を選びましょう。

海外取引所を使う時の注意点

海外取引所は日本の取引所と同じく暗号通貨での取引が可能ですが、いくつか注意点があります。口座を開設する前に注意点を確認しておきましょう。

ビットコインなどで取引

日本の取引所では日本円を使って暗号通貨を購入できますが、海外取引所では基本的に日本円で購入することができません。
取引にはビットフライヤーなどの国内の取引所にてビットコインを購入し、海外取引所の口座へ送金することで購入可能なので、日本と海外両方の口座が必要です。

出金手数料が高め

海外取引所では暗号通貨に換えて利確し、日本の取引所に送金して日本円に両替することで利益になります。
そのための出金手数料が高めの取引所があるので注意しましょう。

公式ホームページやサポートは英語や外国語

海外取引所は日本語に対応していない取引所が多いため、公式ホームページは英語や運営している国の言葉で表示されます。
何かトラブルが生じた場合も外国語での対応となるので、英語や外国語のスキルが必要になる場面があるかもしれません。

使いやすさを重視しているウェーブスは普及すれば、ますます価値が上がることを期待できる暗号通貨と言えます。
現在は海外の取引所でしか扱われていないので、購入の際は海外取引所の特徴を理解して、購入しましょう。

トークン名 WAVES
上場時期 2016年6月2日
上場価格 141.900円
発行上限 1億
承認方法 PoS