近年世界中で仮想通貨の人気が高まっていますが、その中でも注目を集めているのが、2017年8月にリリースされたばかりのトロン(Tron/TRX)です。短期間で価格高騰したとして、世界中の投資家から支持を得ています。そこで、いったいどんな通貨なのか、特徴メリット・デメリットについて解説していきましょう。
トロン

トロン(Tron/TRX)とは?

業界でも有名な中国のジハン・ウー氏が支持をしていたことで一気に評価され初のICOで30秒で完売した実績があり、これまでに大幅な値上がりを見せています。

そんなトロン(Tron/TRX)は中国で生まれた仮想通貨で、世界中で利用できる無料のコンテンツエンターテイメントの構築を目的として作られた分散型プロトコルです。

お金として使うことももちろん可能ですが、ブロックチェーンを利用して作られたコンテンツプラットフォームとなるため、無料でブロックチェーン上にコンテンツを保有したり、保存・公開することができるのです。

デジタルエンターテイメントコンテンツとして有名なものといえば、YouTubeやフェイスブック、インスタグラムやニコニコ動画。しかしこれらは管理者がいるため利益を多く得たとしても、その一部を管理者へ支払わなければいけません。

ですが、トロン(Tron/TRX)には管理者がいないためコンテンツの作成者が利益を得やすいしくみだと言えます。

トロン(Tron/TRX)は、コンテンツエンターテイメントの発展を後押しする時代の流れに合ったコインです。

トロン(Tron/TRX)基本情報

トークン名 TRX
上場時期 2017年9月13日
上場価格  0.221円
発行上限  1000億

話題のPeiwoで導入されている注目通貨

中国で人気のPeiwoは、音楽ストリーミングサービスを提供しているほか、メッセージアプリとしても利用され、ユーザー数は中国国内で1000万人以上を誇っています。そんなPeiwoで、トロン(Tron/TRX)は導入されているのです。

CEOのジャスティン・サン氏とは?

ジャスティン・サン氏はPeiwoを開発し、トロン(Tron/TRX)の最高経営責任者(CEO)でもあります。

2011年北京大学卒業、2013年にはペンシルベニア大学も卒業しています。

中国にあるリップルラボの代表を経験し、Forbsでも取り上げられた華々しい経歴を持っている人物です。

まだまだ若い人物なので、今後も発展が予想できるでしょう。

トロン(Tron/TRX)のメリット

最高経営責任者がまだ若い人物ということもあり、将来性にも注目できますが、どのような利点・メリットがあるのでしょう。

長期保有に向いている

6つのステップによって構築されるコインで、2025年まで計画が立てられています。
そのため、しっかりとした計画がされているので今後の成長を期待できる仮想通貨です。

Obikeと提携

自転車シェアリングを提供している会社Obikeは、創立してから1年目にも関わらず会員数が世界中に1000万人以上います。2017年12月に提携することを発表し、実用化への期待が一層高まることとなったのです。

日本でも上場予定

まだ日本には上場していないコインですが、最高経営責任者のジャスティン・サン氏がSNSで日本の取引所で上場する予定であると発表しました。

どの取引所であるかは、まだ分かりませんが国内の取引所で販売されれば高騰する可能性も大いに秘めているので、今後の動向を注目していきましょう。

トロン(Tron/TRX)のデメリット

メリットだけではなくデメリットも存在しているのか確認していきましょう。

危険性があるとも噂されている

トロトロン(Tron/TRX)は次世代のYoutubeになり得ると言われている一方で、分散型ストレージとなるので、「Winny」と同じような危険性を持っているのではないかとも言われています。

Winnyはファイルの共有を目的とした無料のソフトウエアで、自分の持っている動画や写真などのファイルを公開することで、様々な人と共有することができるのです。

ですが、違法アップロードやウイルスの感染などによるトラブルが頻発し、多くの被害が発生したのです。

こういった問題があることから危険性があるのではと噂はありますが、しっかりと考慮し対策は施されていると考えられるので、取引をする際にはリスクを考えて行うことが大切です。

 

今後の将来性

6つのステップによって今後の計画が立てられているトロン(Tron/TRX)は、Obikeのように、導入される企業が増えていくことで実用化されていくので、今後さらなる発展が見込まれます。

トロン(Tron/TRX)のこれまで

TRONのプロジェクトは数ある仮想通貨のなかでもかなり新しいものです。

Binanceで行われた2017年8月の2度のICOでは、10~30秒で完売し大きな話題になりました。

2017年末に中国の大手取引所OKExに上場、さらに 台湾の自転車シェアリングサービス「oBike」との提携でも注目されました。

その後、2018年に入ると大手企業との提携・連携を次々と発表、多くの人から信用を得てきています。

トロン(Tron/TRX)の連携・提携先企業の一部

  • oBike(台湾の自転車シェアリングサービス)
  • Baofeng(「暴風」※中国版Netflixと言われている映像配信サービス)
  • Game.com
  • BitGuild(ゲームのブロックチェーンプラットフォーム)
  • Trip.io(トラベルブロックチェーンのプロジェクト)
  • Peiwo※統合

2018年6月にはメインネットの移行が完了、そして5,000万ドル分のトロン(Tron/TRX)をバーンしました。これが理由で2018年6月再び注目が集まりました。

また、2018年には多くの取引所への上場も果たしています。

2018年上場済み取引所

  • 1/29 Huobi上場
  • 2/1 Cryptopia上場
  • 2/11 Bibox365上場
  • 3/1 Bittrex上場
  • 3/2  Upbit上場
  • 4/5 Bithumb(ビッサム)上場
  • 8/28 KuCoin上場
  • 8/29 IcoCryptex(オランダ)上場
  • 8/30 BTC-Alpha(イギリス)上場

ロードマップの6つのステップ

TRON

  1. エクソダス(2017/8〜2018/12)―データの自由化
  2. オデッセイ(2019/1〜2020/6)―コンテンツへの権限付与
  3. グレートボヤージュ(2020/7〜2021/7)―個人によるICOを可能に
  4. アポロ(2021年8〜2023/3)―分散型取引プラットフォームの構築
  5. スタートレック(2023/4〜2025/9)―ゲームコンテンツの分散化と市場予想
  6. エタニティ(2025/9〜2027/9)―分散化されたゲーム

2018年1月23日に、エクソダスの完成が発表。3月31日にはテストネット版がリリースされており、開発が前倒しで進んでいることがわかります。

エクソダスの始動によって、わずか0.000001TRXという超低手数料での送金が可能になります。

いよいよTVM(バーチャルマシン)始動

TRONの仮想マシン、TVM(Tron Virtual Machine)の始動が2018/8/29に発表されました。

スマートコントラクト開発や通貨発行などを手掛ける世界中の開発者たちに、より良い環境を提供する予定となっています。

保有者の評判・口コミ

日本でのトロン(Tron/TRX)に関する評判や口コミの多くは「TRX教団」と名のついたアカウントによるものが多くあります。

今回は「TRX教団」以外の一般アカウントの評判や口コミをピックアップしました。


「TRX教団」などのコミュニティ以外のユーザーにあった疑念・疑惑も少しずつ解消されてきていることがわかります。

購入取引所について

トロン(Tron/TRX)は、2018年2月現在は国内の取引所には上場していないコインですが、海外の取引所では購入することができます。

中でも「Binance」は、世界でも最大級の中国にある取引所となり、日本でも多くのユーザーがいるのでおすすめできるでしょう。

TRXの取引の8割がBinanceで行われており、手数料も0.1%と安くアルトコインの種類も100種類以上取り扱っているので、メリットが多いのです。

そのほか、Bit-ZやGatecoin、KuCoinといった取引所でもトロン(Tron/TRX)の扱いがあります。

コインを購入するためには、日本円では購入できないので国内の取引所からビットコインやイーサリアムなどに変えてから、Binanceへ送金する必要があるので注意してください。