仮想通貨にはいくつもの種類がありますが、その中でもスチーム(STEEM)とは、特徴や仕組みを持っているのでしょうか?

2016年4月に公開され、初のSNSプラットフォームとしても注目されていますが、今後の将来性や入手方法など網羅して解説します。

スチーム(STEEM)とはSNSサイト「Steemit」内のベース通貨

「仮想通貨を最も活用できるのは、コミュニティである」というのがスチーム(STEEM)の開発の元々の考えです。SNSサイト「Steemit」でのコミュニティーの構築や投稿、読者になるなどの活動をすると、報酬としてスチーム(STEEM)が支払われる仕組みです。

スチーム(STEEM)は、簡単に言ってしまえばSNSサイトである「Steemit」内に質の高いコンテンツを集めるため開発された仮想通貨です。

「Steemit」とは?

steemitはブログを書くだけで仮想通貨がもらえるソーシャルメディアです。
ブロックチェーン技術を使ったソーシャルメディアプラットフォームなので、広告収益に依存しないメディアとしても話題になっています。
時価総額が11番目に大きなBitsharesの創設者Daniel Larimer氏と、北米の食品輸入企業を数多く所有しているGellert Global Groupで事業運営と財務のアナリストをしていたNed Scott氏が2016年に共同で設立。社会的にも有名な二人が創設したことによっても注目が集まりました。

スチーム(STEEM)は認証システムとしてプルーフオブワーク(PoW)が使用されているので、ビットコインなどと同様の部分も持ち合わせています。

ブロックチェーン技術を利用したことで、データの記録をきちんと残すことができ、システム障害を起こしにくいというメリットもあります。

Steemitでスチーム(STEEM)を得る方法

ブロックチェーン技術をSNSでどう活用するのか?と思われてしまうかもしれませんが、基本的なものは一般的なSNSと何も変わることなく、Steemitの積極的な利用によってスチーム(STEEM)を得ることができます。

Steemitでスチーム(STEEM)を得る仕組みは以下の通りです。

コンテンツを制作し、報酬を得る

デジタルコンテンツを作る側は、今までは広告収入などで利益を得ていました。

しかし、それも今までに比べて困難になってきたこともあり、自分でコンテンツを制作して発信し、それがユーザーから評価されることで報酬を得ることができます。

コンテンツに投票したら報酬を得られる

「Steem Power(SP)」を利用することで、コンテンツ製作者側に評価することができますが、評価をした場合にも報酬を得ることができます。

それはこの通貨が少額から支払い可能であるからです。

そのため、自分が製作者側になることができなくても、評価次第では報酬も増えていく可能性があります。

3種類の通貨がある

スチーム(STEEM)には3種類の通貨があり、それぞれの役割には違いがあります。

STEEM

ブロックチェーンが基本となっている単位であり、このSteemit内では最もベースになっています。

こちらを利用するためには、この通貨を購入する必要がありますが、発行量が増えていくため、そのまま持ち続けても価値がどんどん下がっていきます。

発行量は年間100%ずつ増えていくので、早めにSPEやSMDに変換することで価値が下がるのを防げます。

この通貨は、一般的な取引所で購入することができます。

Steem Power(SP)

Steemit内で利用できる通貨で、このSPをどれくらい保有しているかによって、投票量にも差が出てきます。

まず、SPを利用する前にはこの通貨に両替する必要があり、これをパワーアップと呼んでいます。

その反対に、SPから戻すことはパワーダウンと呼ばれています。

そのまま持っていても価値が下がってしまうので、早めにパワーアップしておくことをおすすめします。

またSPを持っていると利子を受け取ることができ、利用報酬の50%がSPとなります。

Steem Dollar(SMD)

常に1SMDが1米ドルになるように価格調整されている通貨で、Steemitの利用報酬の50%がSMDになります

こちらも保有しているだけで利子を受け取ることができ、SMDからスチーム(STEEM)に交換すると、現金や他の仮想通貨にも交換できるようになっています。

スチーム(STEEM)の価格・チャート

将来性はあるか?

スチーム(STEEM)の将来性を計るため、各ランキングや格付け情報、仮想通貨トレーダー間の口コミを調べました。
以下の情報から、投機的な短期保有よりも長期保有での将来性を期待されていると言えます。

ランキング・格付け

2018年7月時点の仮想通貨時価総額ランキングでは36位につけています。
また、直近での格付けやランキング情報は以下のようになっています。

  • 2018年5月17日 中国の工業情報化省 公式格付け 2位
  • 2018年5月24日 米調査会社Weiss Ratings「仮想通貨格付けランキング」(評価B-)※ETH、NEOと同ランク
  • 2018年6月20日 中国 「国際パブリックチェーンランキング」 7位

Twitterでの反応・口コミ

スチーム(STEEM)を取り扱う取引所

この通貨を入手するためには、どこの取引所を利用すると良いのでしょうか?

国内の取引所では取り扱いがないので、海外の取引所を利用するしかありません。

海外でスチーム(STEEM)の取り扱いがある取引所は5つです。

Bittrex(ビットレックス)

世界最大級の取引所。

↓詳しい記事はこちら↓

Poloniex(ポロ二エックス)

売買できるアルトコインが100種類程あり、世界的にもトップクラスの取引所。

↓詳しい記事はこちら↓

Kraken(クラーケン)

評判や信頼度の高いが2018年6月日本仮想通貨市場から撤退。

↓詳しい記事はこちら↓

HitBTC(ヒットビーティーシー)

ヨーロッパ系の取引所。

Open ledger(オープンレジャー)

分散型取引所。

海外の取引所を利用する場合には、国内の取引所からビットコインを購入してから海外の取引所に送金しなければ、入手することができないので、事前に国内の取引所に登録をしておきましょう。

スチーム(STEEM)を使いこなそう!

仮想通貨を手に入れるには、まずsteemitのユーザーになることです。

その後、コンテンツの制作や投票などアクティブな活躍によって評価を得ていくと、報酬を増やすことにもつながっていきます。

ここで得た通貨は、そのままにしておくと価値が下がってしまうので早めにSPもしくはSDPへの交換が必要です。

仕組みを知り、上手に使いこなすことで自分なりの価値を築くことができるコインなので、ユーザーとして未来を感じたら購入して実感するのがおすすめです。

利用者、ユーザーどちらの立場にもなって、このスチーム(STEEM)の将来性に期待してみましょう。