シアコイン
ビットコインを元に数々のアルトコインが登場しており、今では仮想通貨は1000種類以上存在しています。その一つがシアコインSC)で、主に分散型クラウドストレージプラットフォームで使用することが可能です。どのような特徴を持つ仮想通貨なのかご紹介します。

シアコイン(SC)はどんな仮想通貨?

インターネット上にデータを保存でき、データの共有やバックアップとしてクラウドストレージが活用されています。

クラウドストレージはとても便利なサービスですが、管理コストの負担や運営会社がデータを見ることができるなどの問題があり、管理しているサーバーが攻撃されれば全てのデータが消えるデメリットも存在します。

その問題を解消する試みとして登場したのが、世界中のパソコンの空きスペースにデータを分散することで安全性が高まり、スペースの提供で仮想通貨を報酬で受け取れるプラットフォーム「シア」です。

有料ですが従来のクラウドストレージサービスより安価で、専用キーの所有で第三者にデータの中身を見られる危険性もありません。シアはすでにリリースされており、そこで使用されるのがシアコイン(SC)になりますが、どんな特徴を持つ仮想通貨なのかご紹介しましょう。

コインを使ってファイル管理が可能

シアの公式サイトで配布されているSia-UIを導入することで、ファイルの管理ができます。クラウドの利用は有料で、シアコイン(SC)で支払うことが可能です。1TBの容量を使用しても月額200円程度と他のクラウドサービスより約1/10の料金で済みます。

ストレージの提供で報酬を受け取れる

分散型のクラウドなので世界中のパソコンの空きストレージを提供してもらう必要があります。Sia-UIをダウンロードし、ストレージ価格を選択して提供することで、利用しているシアユーザーから報酬をもらって稼ぐことが可能です。

マイニングでも手に入れられる

公式サイトではマイニングツールのSia Minerが提供されており、マイニングでの獲得も可能です。

仕事量が多いほど報酬を獲得しやすいプルーフ・オブ・ワーク(PoW)を採用しており、正確かつ素早いマイニングが必要となり、高度な技術を持ち合わせていないと難易度が高いというデメリットがあります。

シアコイン(SC)がハードフォーク?

仮想通貨の中には分裂を起こし、新たな仮想通貨が誕生することがあります。それをハードフォークと言いますが、シアコイン(SC)もハードフォークを2018年1月下旬に実施すると発表しました。

ただのハードフォークではない?

2017年12月6日にハードフォークを行うとニュースが出て、多くのユーザーに注目されました。

ハードフォークと言っても従来の分裂ではなく、ストレージを貸しているユーザーの利便性を高めるために行うアップデートに近いものです。139,000ブロックでハードフォークを決行する予定で、2018年1月21日に到達済みです。

プルーフ・オブ・バーンの導入

ハードフォークによりプルーフ・オブ・バーン(PoB/Burn)が導入される可能性も予測されていました。

プルーフ・オブ・バーン(PoB/Burn)とはブロックチェーンに収めた仮想通貨の取引記録を消滅させる仕組みで、消滅した仮想通貨は使用できず、結果的に市場に出回る数が減ってしまいます。もともと発行上限がないため、プルーフ・オブ・バーン(PoB/Burn)によって供給量が調整されるのです。

ハードフォークで価値が上がる

シアコイン(SC)に限らずハードフォーク前後の仮想通貨は価格が上がりやすくなります。ハードフォークへの期待が高まる価格高騰の傾向があるのです。ただし、仮想通貨全体が不安定な状態だと、想像以上に上がらない可能性があります。

シアコイン(SC)の買い方

一時期0.03円から3円近くまで上昇したシアコイン(SC)ですが、現在は緩やかに下降しているようです。

ハードフォークなど話題に持ち上がれば価格が急騰し、将来的に通貨のメリットを活用できる企業との連携やニュースにより、安定して上昇すると期待できます。

残念ながら日本の仮想通貨取引所では取り扱われていないため、シアコイン(SC)を購入するためには海外の取引所を利用する必要があります。
例えば、日本でメジャーなのは以下の海外取引所でしょう。

  • Bittrex(ビットレックス)
  • Upbit(アップビット)
  • Poloniex(ポロニエックス)

取引所によっては日本語に対応していますが、ほとんどの取引所は翻訳が必要となるので注意してください。

また、海外取引所は日本円での取引に対応していません。では、海外取引所でシアコイン(SC)を購入するにはどうしたら良いのか。流れを確認していきましょう。

  1. 日本と海外の口座を開設する
    日本円での入金ができないため、日本円をビットコインやイーサリアム、リップルなどの仮想通貨に両替する必要があります。
    その両替に日本の取引所の口座が必要なので、日本と海外の両方に口座開設しましょう。
  2. 仮想通貨を海外の口座に送金
    両方の口座が開設したら両替した仮想通貨を海外取引所の口座に送金してください。
    仮想通貨によって送金手数料や速度が異なります。
  3. シアコイン(SC)を購入
    海外の口座に仮想通貨が送金されたことを確認できたら、いよいよシアコイン(SC)を購入できます。
    シアコイン(SC)を日本の口座に送金することはできないため、利益を送金する場合はシアコイン(SC)建てにより別の仮想通貨にトレードした後に送金しましょう。


シアは安全性の高いクラウドで、ストレージ提供により仮想通貨を得られる、借りる側と貸す側の両者にメリットが大きいサービスです。開発ロードマップは順調に進んでおり、再びハードフォークが近付けばシアコイン(SC)の価値は上昇すると考えられます。

クラウドユーザーも増加すればより価格の上昇に期待できるので、気になる方は動向に注目してみてはいかがでしょうか。

トークン名 DCN
上場時期 2017年8月11日
上場価格 0.052円
発行上限 80億
承認方法