ディークレッド(Decred/DCR)は一体どのような仮想通貨なのでしょうか。

投票や議論によって開発方針を決めていくオープンなアルトコインとも言えるディークレッド(Decred/DCR)について解説します。

ディークレッド(Decred/DCR)の基本情報

ディークレッド(Decred/DCR)は、投票や議論によって開発方針を決定するシステムを持ったオープンな仮想通貨です。

以下がその基本情報となります。

通貨単位 DCR
公開日 2016年2月8日
承認方法 PoW/PoS
ブロック生成速度 約5分

ディークレッド(Decred/DCR)の価格推移・チャート

ディークレッド(Decred/DCR)の特徴は?

最も大きな特徴といえば、ディークレッド(Decred/DCR)保有者同士での投票・議論によって開発が進められていくというシステムを採用していることです。

このシステムは「保有する人が運営方針を決めるべきである」という理念に基づいてつくられたものです。

仮想通貨レンジャーRED仮想通貨レンジャーRED

なんて民主的な!アルトコインの開発現場では、創業者のみが大量のコインを持っていて、そのコインを売却して自分だけが儲けるというような詐欺まがいの話もよくあるのに。

半熟女子半熟女子

保有者同士での投票・議論によって開発が進められるなら、創業者のみが大量のコインを持つといった「開発者有利」な状態になる危険もなさそうかも!

暴落前に売り逃げができた人のみ儲けられるシステムは、仮想通貨という大きな市場そのものに不信感を抱かれてしまい、市場が止まっていくことにもつながりかねません。

多くの開発陣はそういった不信感を払拭するために開発状況の報告を徹底しているのですが、ディークレッド(Decred/DCR)の場合は通貨の保有者が開発方針の決定や直接開発に携わることができるなど、非常に開かれた状態になっています。

これがディークレッド(Decred/DCR)の最も大きな特徴と言えるのです。

以下ではその特徴の仕組みをより詳しく解説していきます。

誰でもその開発方針決定の議論に参加できる

ディークレッド(Decred/DCR)のウォレットアプリケーションのプラットフォームでは、WindowsだけでなくMacやLinuxもサポートしている、マルチプラットフォームが使われています。

ディークレッド(Decred/DCRの購入者なら誰でもウォレットを使うことができ、そしてそれの使用感などをフォーラムで問題提起することもできるのです。

フォーラム内では全てが公開で議論されているので、英語を使うことができれば誰でもその開発方針決定の議論に参加することができます。

新規実装項目や不具合修正など、優先順位もフォーラムを通して議論した内容から進めていくので、実装してほしい・直してほしい機能があればすぐにフォーラムで問題提起していくか、それぞれの議論に参加して話をするようにしましょう。

開発経緯やソースコードがオープン

そして過去から今まで開発経緯やソースコードなども公開されています。

プログラミング言語を扱えるのであれば、自分から開発に携わることができますし、カスタマイズをするためのコマンドラインツールも公開されているのです。

オープンであることがセキュリティの担保になる

ソースコードが公開されていることで、コードを使った不正をすることはできません。

仮にしたとしても、すぐさま別の開発者が不正を見つけるはずです。

多くの人が見ているということは、その分監視の目が多くあるということでもあります。

そういった意味では、オープンであることはそのままセキュリティの高さにも繋がるということです。

ディークレッド(Decred/DCR)の承認方法は?

また、ディークレッド(Decred/DCR)はブロックチェーンの追加をする方法としてPoWPoSの2種類を採用しており、早さ重視のPoWと、ディークレッド(Decred/DCRをより多く長期間保有していた人優先のPoSを使い分けて、分散化がより広く多く実施されるようなハイブリッドシステムを使っているのです。

通貨の開発が複数人で行われる関係上、もしも2人以上の人が同時に同じ仕事内容をしていると作業が重複してしまい、分裂してしまう可能性があります。

それを防ぎつつ、しっかりと取引をするためにも、2種類の承認方法を取り入れてちゃんと運営ができるようにしているのです。

ディークレッド(Decred/DCR)の今後・将来性

ディークレッド(Decred/DCR)は今後も開発が続いていくものです。

現在はスマートコントラクトやライトニングネットワークなどの機能を実装する予定があり、スマートコントラクトによる自動契約機能、ライトニングネットワークによるスケーラビリティ問題の解決など、新機能を多数開発していけば、より便利な通貨になっていくことでしょう。

ただ、ディークレッド(Decred/DCR)のようなフォーラムにて誰でも開発議論に参加できるものは、失敗する可能性も秘めています。

投票によってプロジェクトを進めていくということは、開発者が想定していた通りに開発を進めることが困難になるケースもあるのです。

実際に、似たようなシステムを運用しようとして失敗し、消えていったプロジェクトも少なくありません。

今後の開発が上手くいくのか、それこそディークレッド(Decred/DCR)を持つ人たちにかかっています。

英語を扱えるのであれば、議論に参加してみましょう。

ディークレッド(Decred/DCR)を取り扱う取引所は?

ディークレッド(Decred/DCR)は現在日本の取引所では取り扱われておらず、もし購入するなら海外の取引所を経由して手に入れるしかありません。

BITTREXPoloniexなどの海外取引所で流通しており、特にBITTREXにはディークレッド(Decred/DCR)の45%が集中しているので、一番大手と言えるでしょう。

購入の際には国内取引所で円を何らかの通貨に交換した後、海外取引所に送金してディークレッド(Decred/DCR)を購入するようにしてください。