Bytecoin(バイトコイン)とは、どのような仮想通貨なのでしょうか?

様々な特徴、また将来性などの話についていくつか解説していきます。

バイトコインの基本情報

Bytecoin(バイトコイン)の通貨単位はBCNで、公開されたのは2012年の7月です。

ビットコインが公開されたのは2009年、イーサリアムが公開されたのは2014年なので、仮想通貨の中でもかなり古株であることが分かります。

しかしあまり知名度がなく、2017年の12月末まででBytecoin(バイトコイン)の取扱いをしている国内取引所はありません。

2018年の3月時点でも、海外の4ヶ所のみが取り扱うマイナーな仮想通貨です。

Bytecoin(バイトコイン)の特徴

Bytecoin(バイトコイン)の一番の特徴は、高い匿名性です。

Bytecoin(バイトコイン)が採用しているのはCryptoNoteというアルゴリズムで、これを採用することにより高い匿名性を持っています。

高い匿名性を支えるCryptoNoteとリング署名

一般的な仮想通貨では、個人にそれぞれ1つだけの鍵を渡すことで取引の安全性を確保します。

ですが、個人が持つ鍵で行われている取り引きは公開情報となっているので、鍵を使った取引を追跡することができてしまうのです。

ちょうど、誰かの目の前で懐から鍵を取り出して家に入るようなもので、もしも悪意のある人にそれを見られた場合は鍵が盗まれてしまったり、知らないうちに複製されたりして家の中に入られてしまうかもしれません。

このように、個人情報の特定まではいかないものの、公開された状態での取引は安全性が良いとは言えず、問題視されていました。

 

Bytecoinで採用しているCryptoNoteというアルゴリズムでは、「リング署名」という技術により匿名性を高くしています。

リング署名とは、個人に複数の鍵を与え、その与えられた鍵をリングでつないで鍵束にすることで、取引がどの鍵で行われたのかが分かりにくくなる技術です。

またさらにこの鍵は別の人の持つリングにもついており、一つの鍵が複数の人のリングについているので取引記録を見たとしても複数人が色々なところで鍵を使うので予想も立てにくくなっています。

どの鍵で家をあけたのかわかりにくく、また別の人も別の場所で同じ鍵を使って家に入るので、どの鍵が正解なのか予想を立てるのが非常に困難と言う感じです。

さらに、CryptoNoteアルゴリズムはリング署名の鍵だけでなく、ワンタイムキーを作ることも可能で、送信者のアドレスと受信者の鍵を元に生成するので、ワンタイムキー全体がどのように動いたのかを知ることができるのは受信者のみになります。

取引内容を見る権利は受信者だけにあるので、防犯性、匿名性が十分に高い環境にあるのです。

ブロック生成が早い

また、Bytecoinにはブロック生成の時間が短いことも特徴として挙げられます。

Bytecoinのブロック生成は120秒で、10分の時間がかかるビットコインの5分の1の速度です。

ビットコインと比べてよりスピーディーな取引ができるので、過密スケジュールでも取引対応がされているのでしょう。

ブロック生成とは、一定時間内の取引をした内容を一つのブロックにまとめ、それを一度に処理することで取引を成立させています。

ちょうど取引を台帳に書いておくような感覚取り引き内容がブロック内に作られ、ちゃんと処理されていれば10分で支払いなどを済ませて成立させることができるのです。

しかし、ビットコインはあまりの人気にそのブロックがパンク状態になっていました。

10分間のうちに1つの台帳に、定員いっぱいに取引が書き込まれ、溢れた分は次の台帳に転写されたのです。

その分さらに待っている人は遅れることになり、素早く手数料も格安で行われていたビットコインの良さがあまり関係なくなってしまいました。

速さをキープするための課金まで容易にできてしまっているのが一番の問題です。

バイトコインの将来性は?

Bytecoinの将来予想には、二つのルートがあります。

2パターンある将来予測

・匿名性の高い仮想通貨自体が徐々に人気になりつつあり、Bytecoinも徐々に価格が上がってくる予想
・匿名性が高い、という特徴しかないものは既に複数出回っているから伸び悩むという予想

Bytecoinは以前はずっと0.001円にも満たない低価格で、動きもほとんどなかったのですが、2017年4月以降価格が上昇し始めます。

主に取引ができる市場が拡大して行っていることに由来するもので、大きく変動しつつも2017年12月で0.72円ほどになり、2018年の5月に海外の大手取引所バイナンスが取り扱いを開始したことからまた急激な価格上昇を見せたのです。

さらに中東への進出を考えている可能性もあり、市場拡大は現実のものになりつつあります。

しかし、開発に関しては一通り終わっていると言うこともあり、話題に乗っているのは今だけという見方をする人もいるでしょう。

5月時点では海外取引所しかないので日本国内の取引所しか使わない場合は手が出しづらいですし、長期的にずっと伸び続けるかどうかは分かりません。

Bytecoin(バイトコイン)の今後にも注目していきましょう。