ビットシェアーズ
2014年7月から発行が開始された仮想通貨「ビットシェアーズ(BTS)」は、近年話題となっているリップルとよく似た特徴を持っていると言われています。そのため、将来性の高さに期待ができると投資家の間でも話題となっています。そこで、どんな仮想通貨であるのか解説していきましょう。

ビットシェアーズとは

cryptonomex社が開発した仮想通貨となりますが、基本的にはビットコインと同じく管理者をおかない運営を行っています。ビットコインと違う点を挙げるとすると、マイニングを行うユーザーを3つの役割に分けている点でしょう。

witness

1つ目は「witness」と呼ばれる承認者です。承認者がブロックを承認しなければ取引は成立しないので、大切な役割となります。

また、承認をすることで報酬がもらえる仕組みとなっており、承認者に選出されるためには、ビットシェアーズ(BTS)所有者の投票によって選ばれるので誰もがなれるわけではありません。

Committee

2つ目は「Committee」と呼ばれる委員です。ブロックチェーンの使用の提案を行う役割で、ビットシェアーズ(BTS)所有者で投票をして認められた提案がアップロードされます。

Worker

3つ目は「Worker」と呼ばれる労働者です。取り扱いをしやすくするために外部ツールを提案して開発を行う役割を担います。

開発については自由に決めることができますが、実行するためにはビットシェアーズ(BTS)所有者の投票によって認められなければいけません。

このように、ユーザーに役割を持たせることで技術やセキュリティ面を強化しているのです。

独自のシステムを導入して会員数を伸ばしている

ビットシェアーズ(BTS)は独自のシステムを導入しています。「リファーラルプログラム」と呼ばれる紹介報酬プログラムです。

アフィリエイト報酬に近い役割を持っており、ユーザーが新しいユーザーを紹介することで紹介を受けたユーザーが取引をした際には、紹介したユーザーが手数料のビットシェアーズ(BTS)を一定額受け取れる仕組みとなっています。

そして、リファーラルプログラムには3つのランクがあるのです。

Basic Account

基本アカウントとなり、口座の作成や維持を無料で行えます。ただし紹介報酬プログラムは対象外なので気を付けましょう。

Annual member

年会メンバーとなり、20ドルの年会費を支払うことで紹介報酬プログラムを利用することができ、Lifetime Memberと同じ資格を得ることが可能です。

Lifetime Member

生涯メンバーとなり、100ドルを支払うことでメンバーになれます。支払う手数料のうち80%がキャッシュバックされる特典が付いています。また、ユーザーを紹介すると紹介されたユーザーが支払った手数料の80%を受け取ることができます。

安全性の高いOpenLedger

ビットシェアーズ(BTS)には、「OpenLedger」と呼ばれる分散型の取引所が存在します。ここでは独自の通貨であるスマートコインを利用することで、ビットシェアーズ(BTS)を売買したり米ドルと両替を行うことが可能です。

また、ウォレットにアクセスすることでプラットフォーム内でコインを保管することもできるのです。

このように、独自の分散型取引所を持っていることでリップルと似ていると言われているのですが、リップルには取引所を管理するゲートウェイと呼ばれる管理機関が存在します。

ビットシェアーズ(BTS)には管理機関がなくブロックチェーン上で管理されているので、第三者を通さずに取引が行えます。よって、不正や改ざんに強く安全性が高い仕組みとなっているのです。

ビットシェアーズ(BTS)を購入する方法とは

ビットシェアーズ(BTS)は、日本の取引所では取り扱いがありません。そのため、OpenLedgerのオンラインウォレットサービスを利用するか海外の取引所を利用することになるでしょう。

オンラインウォレットサービスは、ビットシェアーズ(BTS)にアクセスしてパスワードを設定してアカウントを作成する必要があります。ただし、キャッシュが消えてしまうと復元することができないので、バックアップファイルを保存しておくことが重要です。

Brainkeyを利用することで復元することも可能なので、あらかじめ設定しておきましょう。

海外の取引所に関しては、ポロニエックス(poloniex)ビットレックス(Bittrex)などがありますが、海外の取引所は日本円に対応していないことが多いので、ビットコインイーサリアムにいったん両替するために、国内取引所の利用も必要になります。

購入する流れとしては、以下のようになります。

  1. 日本の取引所にアカウントを登録してビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を購入する。
  2. 海外の取引所にアカウントを登録して仮想通貨を送金する。
  3. 送金した仮想通貨でビットシェアーズ(BTS)を取引する。

ビットシェアーズは、独自のシステムを採用しているのでほかの仮想通貨とは違った魅力を持っており、今後に期待できる銘柄の一つであると言えるでしょう。

まだまだ認知度はそこまで高くはないものの、音楽の売買などビジネスにも利用されている実績があるので、今後さらに様々な業種の企業で実用化されることで成長が見込める仮想通貨でもあります。今後の動向に注目していきましょう。

トークン名 BTS
上場時期 2014年7月21日
上場価格 1.493円
発行上限 36億
承認方法 DPoS