2018年12月6日追記
ビットボックス(BITBOX)は15種類のイーサリアム建取引ペアの取扱を廃止する事を公式HP上で告知しました。
LINEが仮想通貨取引所スタート
日本国内産アプリとして最高の実績を残すLINEは2018年6月28日に定例開催しているカンファレンスで仮想通貨交換サービスBITBOXを7月から提供するとCEOである出澤剛氏が発表しました。
取扱通貨はビットコインやイーサリアムなど30種類以上の予定で対応言語は日本語とタイ語を除く15言語を予定とのこと。
法定通貨による仮想通貨の売買はできず非対称ユーザーはIPアドレス、電話番号、KYCによって利用制限がかかるようです。

KYCとは何でしょう?

Know Your Customer
身元確認のことです

国内の取引所だと本人確認っていってるね

マネーロンダリング防止には必要やな
日本とアメリカは除く
BITBOXは全世界に展開する予定ですが、日本とアメリカは除くということです。
やはりこれは金融庁への登録にかかるコストを考えてのことでしょう。
金融庁への登録までの道のりは長く、事前相談に3~4か月、申請には1~2か月ほどが目安。申請が通っても業務改善がでるとまたそこに人件費や事務コストがかかります。
日本とアメリカを外すことで仮想通貨業界のシェア争いを優先したのでしょう。
会社概要
LVC株式会社
所在地 | 東京都新宿区新宿四丁目1番6号 |
---|---|
代表取締役 | 高 永受(KO YOUNGSU) |
事業内容 | 仮想通貨取引所、およびブロックチェーン関連事業のホールディングス会社 |
設立年月日 | 2018年1月31日 |
LINE Tech Plus 株式会社
代表取締役 | 高 永受(KO YOUNGSU) |
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所在地 | シンガポール 10 ANSON ROAD#23-14L INTERNATIONAL PLAZA SINGAPORE(079903) |
事業内容 | 仮想通貨取引所「BITBOX」を通じた、仮想通貨の売買又は交換の媒介 |
設立年月日 | 2018年4月11日 |
BITBOXは使えるか
法定通貨による仮想通貨の売買はできないので、まずは別の取引所でコインを入手するという手間が発生するのは若干のデメリットです。
また取引手数料も0.1%と国内の取引所と比較すると高く感じてしまいます。
しかしBITBOXが世界展開に成功した場合はこのデメリットもなくなり、国内最高の取引所になる可能性は秘めています。
いずれにしろ日本居住者は始めることができないため、今後の動向に注視し、チャンスがくれば参加するのがおすすめです。
続報を待て
明日2018年6月29日にTechWave主催の「CRYPTONOMICS TOKYO 2018」イベントでは、出澤CEOがスピーカーとして出演予定です。
その際にBITBOXについても語るとされており、注目が集まっています。
仮想通貨データベースは開設予定時期やサービスの全容が判明次第、情報を更新していきます。
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