オーガ(Augur/REP)とは、どのような仮想通貨なのでしょうか?

珍しい特徴を持つオーガについて解説いたします。

オーガ(Augur/REP)とは?

オーガ(Augur/REP)は、2016年の10月から運用が開始されている未来予測市場のプラットフォームであり、イーサリアムのシステムを利用して開発された仮想通貨でもあります。

基本情報は以下の通りです。

通貨単位 REP
最大発行枚数 1100万REP
現在の供給数 1100万REP
時価総額 790億円(2018年1月19日現在)

既に発行上限に達しており、これ以上の発行予定はないそうです。

オーガ(Augur/REP)を入手する方法

また、オーガ(Augur/REP)はマイニングシステムはなく、購入するしかREPを得る手段はありません

そしてオーガ(Augur/REP)は厳密にはプロジェクト名であり、仮想通貨としてのコイン名は「Reputation(レピュテイション、評判)」です。ですから通貨単位が「REP」となっています。

またオーガ(Augur/REP)は日本語で「占い師」を示し、主に未来予測に賭け金を出し、その予測が正しければ報酬を得られるという仕組みが作られているのです。

この仕組みは、アルトコインであるイーサリアムの「スマートコントラクト」という仕組みが応用されて使用されており、オーガ(Augur/REP)は公平で公正な未来予測市場としての機能を果たそうとしています。

オーガ(Augur/REP)の仕組みや特徴について

オーガ(Augur/REP)の仕組みは、2004年にジェームズ・スロウィッキーが著書で提唱した概念である、「群衆の知恵(Wisdom of the Crowd)」という理論をより活かすために開発されました。

「群衆の知恵(Wisdom of the Crowd)」理論って?

「群衆の知恵」とは、ある命題に対して専門家1人が予測して出した答えより、大勢の不特定多数が出した多数決の答えのほうが、予想が的中しやすいと言うことを統計学的に説明したものです。

「集合知」とも呼ばれ、たくさんの人々が互いの知識に影響されないことを前提とした状態で、個別に自らの推測値を考え出し、その個別データを匿名で集計することで、知恵が得られると考える仕組みです。

簡単に言ってしまうと「十分な数の人々が考え出した推測値の平均は、より真理に近づく」ということであり、この「群衆の知恵」は大統領選挙などあらゆる分野で実証されています。

ギャンブルのような仕組みで未来予測市場をつくる

未来予測を真面目に考えるための材料としてオーガ(Augur/REP)がある、と考えても良いでしょう。

例えば、とあるオーガ(Augur/REP)ユーザーが、サッカーワールドカップのとあるチームが優勝するかという命題を思いついたとします。

その命題についてYESかNOかで賭けていき、チームが優勝すればYESにかけていた人が配当を受け取り、NOに賭けていた人は賭け金を失うのです。

平たく言ってしまえばギャンブルに近い仕組みですが、オーガ(Augur/REP)は分散型の未来予測市場を目指しており、賭け金要素はおまけのようなものとなっています。

胴元がいなくても自動運営

誰でも予測を提案し、参加し、予測結果が分散的に判断されて配当の支払いも全て自動で行われるのがこのオーガ(Augur/REP)であり、胴元がいなくてもしっかり運営が可能です。

かつ胴元が必ず儲かる仕組みでもない、というのがオーガ(Augur/REP)の特徴の一つでもあります。

胴元が存在しないことから、オーガ(Augur/REP)の仕組みは非常にセキュリティが強い分散型システムだと言えます。

レポーターシステムで公平で公正な未来予測

予測された未来がどのような結果となったのかを判定する仕組みとして、レポーターというシステムがあります。

レポーターは事実の認定作業を行い、正しい事実を報告した人が報酬としてオーガ(Augur/REP)をもらうことができ、もし間違った事実を報告した場合はオーガ(Augur/REP)が受け取れないばかりか減少することになっているのです。

自分のオーガ(Augur/REP)を減少させたくないレポーターはできる限り事実をレポートしますし、この報告が正しいかどうかは多数決で決められます。

仮に不正を行おうとしても、ブロックチェーン上に記録、管理されているデータを改ざんするのは非常に難易度が高いですし、半数以上のレポーターと結託するという手も人数の多いレポーターを掌握するにはコストも手間もかかり、現実的ではありません。

オーガ(Augur/REP)の仕組みは公平で公正な未来予測を可能としているのです。

オーガ(Augur/REP)の将来性について

オーガ(Augur/REP)は、アルトコインとしての魅力よりもどちらかと言えばシステムに魅力があります。

スポーツ業界での活用

例えば、このままAugurのシステムを使ったギャンブルを行えば、非常に公平性の高いギャンブルを行うことができるでしょう。

ワールドカップやオリンピックなどスポーツの結果を予測して楽しむことでオーガ(Augur/REP)の流動が高くなるでしょうし、大きなスポーツの大会などがあるとオーガ(Augur/REP)は盛り上がりを見せます。

保険業界への活用

また、オーガ(Augur/REP)は保険のシステムに革命を与えるとも言われています。

一定期間内に自分が病気になると予測し保険金をかけ、病気にならなければ保険金はなくなり、病気になれば保険金と保証金が支払われるという仕組みの新しい保険を作ることができます。

日本では禁止になる可能性も

ただ、日本ではオーガ(Augur/REP)のシステムが賭博だと認識され禁止になるかもしれません。

また、一時期オーガ(Augur/REP)が高騰しましたが、一部では「リップル(XRP)と間違えたのでは?」と言われていることもあり、あまり日本では普及していないのも事実です。

開発が他のものに比べると活発に見えないなども通貨としてマイナスポイントかも知れませんが、この画期的なシステムが様々な市場で技術が応用されて使われていく可能性は十分にあります。

オーガ(Augur/REP)の価格・チャート

オーガ(Augur/REP)が、他の仮想通貨と同様に勢いがあったのは2018年1月です。当時の最高値は11,412円

その後は下落傾向になり最高値の5分の1程度まで価格が下がりましたが、2018年5月のBINANCE上場でかなり回復しました。

オーガ(Augur/REP)を取り扱う取引所

現在オーガ(Augur/REP)を取り扱う国内の取引所はなく、海外取引所でしか扱われていません。

    • HitBTC
    • BITTREX

↓BITTREXについての詳しい記事はこちら↓

    • BITFINEX

↓BITFINEXについての詳しい記事はこちら↓

    • BINANCE

↓BINANCEについての詳しい記事はこちら↓

上記の海外取引所で取り扱いされています。

今後の動向がどのようになるのか、興味のある方は購入したり、未来予測に参加してみてはいかがでしょうか。