ビットコインキャッシュとリップル
仮想通貨にはビットコイン以外にも「アルトコイン」というその他の仮想通貨が約1000種類以上あると言われています。ただ、このアルトコインの中にはあまり価値が上がらないものなどもあり、今後価値が高まりそうなものを見極めて選ばなくてはなりません。そんなアルトコインの中でも時価総額においてビットコインに追いつこうとしているアルトコインがあります。

それは、リップルビットコインキャッシュです。
どちらも現在注目されているアルトコインと言われています。そんな両者にはどのような違いがあり、購入するならどちらを選ぶべきなのでしょうか?リップルとビットコインキャッシュの特徴などから比較していきます。

リップルとビットコインキャッシュの特徴

まずはそれぞれの特徴を知る必要があります。どのような特徴を持っているのでしょうか?

リップル

リップル
リップルは、主に仮想通貨を使った決済・送金システムであり、またリップルという言葉はあくまでも会社名で、通貨名は「XRP」となります。
リップルの目的はあくまでも決済や送金に使えるようにしたものなので、ビットコインのような仮想通貨とは異なる点も多いです。

また、二重支払いのないようにプルーフオブワーク(PoW)の採用や、コンセンサス・アルゴリズムの導入など、ビットコインが抱える問題点を解消されるように作られていることも特徴の一つになっています。

リップルを扱っている取引所は国内ではもちろん、海外にも多数存在しており、購入しやすい仮想通貨でもあります。

トークン名 XRP
上場時期 2013年8月4日
上場価格 0.646円
発行上限 1000億
承認方法 PoC

ビットコインキャッシュ

ビットコインキャッシュ
ビットコインキャッシュとは、ビットコインのハードフォーク(分裂)により誕生した仮想通貨で、通貨単位は「BCH」となります。今までビットコインはブロックサイズが小さい(1MBしかなく1ブロックで最大6~7取引しか行えない)ことが難点であるとされてきました。

そのためビットコインではSegwitのアップデートを行って処理能力を高めようとしたのですが、一部のマイナー団体がこれに反論したのです。

実はSegwitをアップデートすることで、マイナー達が設備投資してきた機器・回路などが全て使えなくなってしまうという問題点が出てきてしまいました。

そのため、マイナー達はSegwitをアップデートするのではなくブロックサイズを1MBではなく8MBに拡張し、問題解決を図った新しい仮想通貨・ビットコインキャッシュを生み出したのです。

ビットコインと似ている部分もありますが、1つのブロックサイズが8倍にもなっているため、性能的にはビットコインキャッシュの方が優れていると言えます。

トークン名 BCH
上場時期 2017年7月23日
上場価格 45,383円
発行上限 2100万
承認方法 Proof of Work

特徴による比較

両者の特徴を比較してみると、共通して言えるのはどちらも「ビットコインの弱点を改善した仮想通貨」であることとなります。どちらもビットコインの抱えるスケーラビリティ問題が発生しないように作られています。

特に取引における送金・着金スピードに関しては、両方がビットコインよりも早く行えるようになっているのです。

同じ特徴を持っている両者ですが、違いが多いのも事実です。そもそもリップルは仮想通貨の中でも金融機関同士での送金に特化した仮想通貨であり、ドルや円のように使える他の仮想通貨とは仕様が若干異なります。

一方、ビットコインキャッシュはビットコインの仕様を正統に受け継ぐ形で作られた仮想通貨で、決済や投資などを目的に利用されることがほとんどです。

そのため、リップル決済の場所も増えてはきているもののあまり多いとは言えず、現時点ではビットコインキャッシュ決済をスタートさせる企業やサービスなどは多くなってきています。

例えば、アメリカのbitPayでのビットコインキャッシュ対応や、日本のワイン通販サイトでもビットコインキャッシュ決済対応、さらにビットコインのウォレットサービスを取り扱う「Bitcoin.com」のCEOが、ビットコインは売却しビットコインキャッシュを購入したと名言したのです。

このように、ビットコインキャッシュは徐々に使える場を増やし、今後ビットコイン以上に使える場が増えていくのではないかと考えられるでしょう。

将来性を比較

両者はどちらも将来性の高い仮想通貨と言えるので、将来性を比べることは難しいです。それぞれ信用できる部分も多く見られます。

例えばリップルの場合、現在世界中の金融機関において採用されていることもあり、今後本格的に導入が決まっていけば価格も上昇していく可能性は十分に考えられるでしょう。

ビットコインキャッシュについても、先程紹介したように国内外において需要を集めています。ビットコインは取引量が多いことで手数料も高額化しており、高額な手数料のせいで損を出してしまう可能性も否めません。

そういったことから乗り換える人も多く見られるのです。このように、それぞれにおいて将来性は高い仮想通貨であることが言えます。ただ、比べられる点を挙げるなら、長期的に保有するならリップル、短期的に保有するならビットコインキャッシュを選んだ方が良いでしょう。

リップルの価値が一気に高まるのは送金の検証実験が成功し、各金融機関で本格的に導入した後です。そのため、数年後になってしまう可能性があります。価値が上がるのを数年間待てる人はリップルを、そうでない人はビットコインキャッシュを選ぶと良いでしょう。